2013-09-01 Sun
8/31(土)にU Tea Party~茶かぶきの会~を開催いたしました。茶かぶきは「闘茶」とも言われ、室町時代に流行したお茶あそびです。お茶の飲み比べをして正答を競い合う賭け事なのですが、これがやってみると、思った以上に楽しいものなのです。
今回は初めての企画ということもあり、分かりやすく中国茶を使っての茶かぶき体験となりました。
緑茶1種、紅茶1種、白茶1種、青茶2種の計5種の中国茶を使用しました。各々のお茶に花鳥風月客と名前を付け、一品ずつお茶を飲み、このお茶と思った札を投札箱に投票していき、正解の多い方が優勝というシンプルなゲームです。
まず、試飲をしていただきましたが、参加者の皆さまは試飲しながら、思い思いにメモをとり、この辺りから既に真剣勝負が始まっていたようです。。

いざ、本番!ということで、隣の部屋に移っていただき、一品ずつ呈茶していきます。
参加者の皆さんは思い思いの闘茶スタイルで闘っており、かなり白熱しておられました。
一人の世界に入ってお茶と向き合う方もいれば、周りにプレッシャーをかけて追い落とそうとする人がいたり、間違って札を入れてしまう人がいたりと、波乱に富んだ展開になりました。
室町時代に流行した闘茶もこのような雰囲気で行われていたのではないかなと、お茶淹れ担当は一人で黙々とお茶を淹れながら、感慨にふけっておりました。
いざ開票してみると、反省されたり、意見を述べ合ったりと自主的に発言されているのを見ていると、すごく一体感のあった良いお茶会になったと思います。
結果が良くて喜んでいた方、納得がいかなかった方と色々いらっしゃいましたが、また中国茶かぶきの会を開催したいと思いますので、是非腕を磨いてまた挑戦してみてくださいませ~!
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