2015-07-12 Sun
7/11(土)にU Tea party「日本茶いろいろ」と題した、日本茶のお茶会を開催いたしました。
↑夏場のお茶会なので、久々にガラスの煮水器などを用いて、見た目だけでも涼しげに。。
暑い日でもあったので、ウェルカムティー代わりの一つ目のお茶を、急遽、氷水出しの煎茶へ変更しました。
まずは、程よい旨みとやわらかな渋みで喉を潤していただきました。
その後、個性派のお茶を飲んでいただいたわけですが、意見が分かれたのが、国産烏龍茶。青臭さが気になるという方もいれば、緑茶のようなウーロン茶の様な感じがむしろ美味しいとおっしゃる方がいたりで、まさに「日本茶いろいろ、好みもいろいろ」で、様々な感想が聞けたので、お出ししてよかったな~と思いました♪
メインにしていたのが、川根の茶農家の鈴木さんに作っていただいた品種茶「いなぐち」。
仕上げの火入れ具合を決めさせてくださった過程などをお話していると、みなさまが「いなぐち」に興味を持ってくださっているのをひしひしと感じてきます。
せっかくの機会なので、まずは荒茶を鑑定。
予想以上のパンチの効いた渋味や苦味に、テンションがあがります!一口飲めば十分なはずなのに、再度味見される方が続出で、今回のお茶会で一番の盛り上がりがここでした

仕上茶のいなぐちを一煎目は低温で呈茶したのですが、さらりとした旨みが上品に口に広がり、さきほどの鑑定したお茶と同一とは思えない味わいに一同驚いていらっしゃいました。。2煎目、3煎目と温度を上げて、いなぐち特有の渋味と苦味を出してみたのですが、荒茶のインパクトが大きすぎたのか、渋さ・苦さを感じた方が少なかったみたいでした。(ご自宅でじっくり味わってみてくださいね~!)
今回は旨みのお茶以外の個性派たちを集めました。
ということで、どのお茶も呈茶の難しさを感じるお茶ばかりでしたが、その分淹れ甲斐があったお茶会でした。昔ながらの川根の伝統茶は子供の頃に飲んだお茶を思い出したと、お茶にまつわるほのぼのとした思い出を語ってくださった方々もいて、日本茶の素晴らしさを改めて実感したお茶会でした。
ご参加いただいた方々、ご自身で淹れた「いなぐち」の味わいの感想を是非聞かせてくださいね~!
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