2016-12-25 Sun
今回は2016年最後のお茶会ということで、大勢の方がご参加くださいました。
テーマは「お茶の入れ方の今と昔」です。
リーフティーをポットでいれる淹れ方は明代から主流になってきて今に至ります。では、明代と現代の淹れ方は全く一緒なのか、違うのかという疑問から始まった企画。。
注器に茶葉を入れて湯で抽出する方法は味や香りが繊細で、ちょっとした淹れ方の違いによって大きく異なってきます。その為、中国茶も煎茶も器の形や素材を重要視する傾向が強いです。
日本茶だけでも玉露、煎茶、深蒸し煎茶、番茶(ほうじ茶)と茶種によって、淹れるのに適している急須の大小や茶碗の大きさや素材が細かく分かれているのです。(普段は気にしなくてもよいと思いますが~~)
こうした特徴をもつ明代からの淹れ方を知っていただくためにも、急須、シルバーのポット、焼き締めの茶壷、磁器の蓋碗と様々の道具でお茶を淹れていきました。
長年遊びに来てくださっている方も多いので、昔の淹れ方をすると、「あれ?いつもの淹れ方とちがうぞ」と思う方もいたかと思います。今の入れ方と順序が違うとか、様々な細かい点に気づいてくださる方が多いとよいなと思いつつ、淹れておりました。
淹れ手としても、いつもの淹れ方よりおいしく入った淹れ方があったり、大いに勉強になりました~
そんな学びの要素だけでは息が詰まってしまうので、去年好評でした辻占を今年もご用意しました~!
今年のは意外と良いことが書いてあったみたいで、へこんでしまうようなお言葉はなかったようです。。
来年は皆さんにとって良い年になりそうですね!
今年も大勢の方がU Tea partyにご参加いただきました!
この場を借りてお礼申し上げます。
毎回反省点も多いのですが、より楽しいお茶会を目指して来年も精進してまいります。
来年も様々な企画をしてまいりますので、ぜひ遊びにいらして下さい!
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